縄文時代にはすでに人が暮らしていたという大島。古来より噴火とともに生活があった大島では島の中央に聳える三原山を「三原大明神」もしくは「御神火様」と崇められ、畏れられてきました。

噴火の際に大量に噴出した黒い火山岩（スコリア）が大地を覆い広がった「裏砂漠」。どこか別の惑星に降り立ったかのような感覚すら覚えます。地球の息吹を感じる島、大島は多くの人々を魅了する魅力にあふれています。

島内の至る所にみられる火山島ならではの雄大な自然を巡るだけでも、その迫力に圧倒されることでしょう。過去に繰り返されてきた噴火の痕跡や海の波風がつくり出したダイナミックな地形は訪れる人々を魅了し続けています。